Distance VectorとLink Stateである。
そのほかにもHybrid型、Path Vector型がある。
・Distance Vector
例:RIPv1、RIPv2、IGRP
– 直接接続されているneighborと、全Routing Tableの定期的な交換を行う
– Distance値を使用して、最善のrouteを比較する
– Hop Countに制限がある
・Link State
例:OSPF、IS-IS
– ネットワーク内の全ノードに、ローカル接続情報を送信する
– 同一のプロトコルを話すネイバールータと隣接関係を持ち、local link情報を送信する
– 全ノードに情報を流すが、ルータは自身のlink stateの一部の情報のみを送信する
– それぞれのルータは受信した情報からネットワークの完全な全体像を保持する
・Hybrid
例:EIGRP
– distance vectorとlink-stateRouting Protocolの両方の要素を持つ
・Path Vector Protocols
例:BGP
– distance vectorプロトコルの集合体;BGPはpath vectorか、あるいはすべてのASのリストを使用する
・Split Horizon
一部のRouting Protocolはルーティングループを避けるためにsplit horizonを使用する。
split horizonは、ルーティング情報を受信したinterfaceからは、そのルーティング情報を出さないというものである。
Hub and Spokeのフレームリレートポロジで疎通がとれない場合、まずsplit horizonによる問題を考慮してみるのが定石。
・Summarization
長いマスク長(たとえば/24)の複数のルートを短いマスク長(たとえば/16)の一つのルートで集約することである。
例:192.168.1.0/24, 192.168.2.0/24, 192.168.3.0/24(集約前)
192.168.0.0/16(集約後)
ルート集約はルーティングテーブルのサイズを小さくし、ルーティングの機能をより効果的し、アップデートの数を少なくする利点がある。
EIGRPなどは、自動的にクラスフルに集約を行う場合がある。
Config上のNo auto-summaryは反射的に確認し、有無を把握しておくべきである。