Routingの意思決定

RouterはTrafficの宛先を見てBest Routeを決定する。
Best Routeは以下の順序で決定される。

 

1.有効なnext-hopアドレス
Routing Updateを受信した場合、Routerは最初にnext hopのIPアドレスを確認し、そのRouting Updateに含まれる宛先が到達可能かどうかについて確認をする。

 

2.Metric
Routerは特定のProtocolで保持している複数経路のMetricを確認する。

たとえば、OSPFが複数の経路を保持していた場合、Routerは最もよいMetric値の経路をRouting Tableにinstallする。

 

3.Administrative Distance

複数のRouting ProtocolがRouter上で動作していて、それぞれのProtocolが有効なnext hopをもった経路を広報している場合、RouterはAdministrative Distance値を確認する。

最も低いAdministrative Distance値をもったRouteがRouting Tableにinstallされる。

 

4.Prefix

RouterはRouteのPrefix長を確認する。RouterがDestinationアドレスをRouting Table上で探す場合、常にLongest MatchでPrefixを探すことになる。

たとえば、Routing Tableが10.0.0.0/8と10.2.0.0/16と10.2.1.0/24の経路を保持していた場合、Longest Match Prefixが選択される。このPrefix長はAdministrative Distance値に勝る。

つまり、EIGRPから学習した/24のprefixは/16のstatic routeよりも優先的に選択されるということである。

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