CIR, Bc, Tcの関係

CIR : vcベースのtraffic rateで、一般的に回線事業者と契約した速度
Tc : Shaperによって設定されるTime Interval
Bc : Tcごとに送信できるbit数
Be : 一定の条件において、Bcを超えて送信できるbit数

Single Token Bucket方式においては、使用するのはBcのみである。
Dual Token Bucket方式ではBcおよびBeを使用する。

つまり、網に接続されているルータは、Tc時間中にBc分のデータを送ってくるわけである。これを使ってもいい帯域(CIR)観点から言うと、TcあたりBcを許容できる量を用意しよう、ということになる。

たとえば、

Tc=0.5
Bc=1000

だとすると、
CIR = TcあたりBc
= Bc / Tc

CIRとしては2000必要であるということになる。

同時に
Tc = Bc / CIR
Bc = Tc * CIR

という図式も成り立つわけである。
公式で覚えると混乱するので、正確に仕組みを覚えておくべきである。

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