更新まであと半年を切ったため、CCIEのrecertification試験を受験してきた。
9月には会社員を卒業して独立するつもりなので、更新時期に忙しくなることも目に見えている。v4.0のうちにうけておきたい希望もあったためだ。(6/3でCCIE R&S4.0の筆記が終わり、5.0になった)
試験の内容としては相変わらずの適度な難易度といったところで、そこまで苦しめられた問題はなかった。
通例どおり、
・前提を端折りすぎていて、問題文の意味がわからない問題:1~3問
・わざとわかりにくい表現を使ってくる問題:1割程度
・正解に自信のない問題:2割程度
・確信をもって正解と思える問題:残り
のような配分であった。
170分の持ち時間があったのだが、100分以上余らせて終了。
なぜか点数はそこそこ取れていて、937/1000であった。Cisco試験はいつ受けても採点基準がわからない・・・
ところで、CCIEの更新は初めてだったのだが、ひとつわかったことがあった。
CCNAやCCNPでは、確か更新時期は更新試験に合格した日を境に三年だったと記憶している。CCIEについては、更新試験を受験した日にかかわらず、次の更新期限は最初に認定された日の2の倍数年後、ということのようだ。
具体的に言うと、自分の場合は認定されたのが2012/10月である。今回2014/5月に再認定試験を受けた。しかし、次回の再認定期限は2016/10月である。だから実態として、次の更新まで2.5年あるということだ。
更新期間がもったいないというようなノリで、更新期限ぎりぎりに受けなくてもよいというのは、実に理にかなっていると思う。
個人的には、この再認定という制度は緊張感があってとてもいいと思う。
高度情報処理とは名ばかりで、もはや「現代文の長文問題」となり下がっている国家試験のように、取得した瞬間に名誉監督化する資格より、はるかに意味があると思う。