【CCIE Lab受験メモ8】リフレッシュ

気持ちを切り替えることの重要性は、多方面で頻繁に叫ばれている。
試験においても、自分のリフレッシュ方法を正確に把握しておくことは重要である。

自分自身のリフレッシュ方法をご存じだろうか。
休日にスポーツをするような長期スパンのリフレッシュ方法を知っている方は多数いると思うが、短期的にリフレッシュをしなければいけない方法については、意外と軽視している人が多いように感じる。
特にCCIE試験で「どつぼ」に嵌っている時、リフレッシュを上手に使えるかどうかで、生産性には圧倒的な違いが生まれる。
ネットワークエンジニアにとって普段の業務で「どつぼ」の状態に入りやすいのは、トラブル時である。
トラブル時は特有の雰囲気があり、適宜休憩をとったり、頭を切り替え辛いためか、細かいリフレッシュができていない人が意外に多い。
しかし、神経を使う作業であればあるほど、実際は空気を断ち切ったり、気分転換を頻繁に行ったりして、生産性の高さを高い状態に保つべきなのである。

 

日や週単位で行う長期リフレッシュは前述のとおりだが、短期的なリフレッシュにも一時間ごと程度に行う中期リフレッシュ、作業中などに行う短期リフレッシュの二つがある。

中期リフレッシュは、たまり始めた疲労を回復し、肉体面から集中力に働きかけるために行うリフレッシュである。特に目が疲れたときなどは一気に生産性が落ちる原因となるため、中期リフレッシュは重要である。

短期リフレッシュは、精神的に限界を感じ始めたときに、再度ポジティブな方向に思考を戻そうとするリフレッシュである。肉体の限界がはるか先にあっても、心が諦めてしまえば達成することはできない。

 

私にとっての中期リフレッシュは、トイレに行くことだ。実際に用を足したいと思っているかどうかはどうでもいい。現場を離れてトイレへの道のりを一人で歩き、空気や環境を変えることで、頭が前向きに切り替わる。
色々と試してみたが、一人で、かつ、トイレでなければならない。大か小かもあまり関係がない。トイレであればいいようだ。
実際に人と連れだって行っても効果がなかったし、コンビニなどに行っても効果がなかった。
自己分析したところ、トラブル時にトイレに行くと、非常に前向きな「早く帰りたい」という気持ちになるから効果があるのではないかと考えている。「早く帰る」という目的を再認識し、新たに目標に向かって最短ルートを再探索し始めるのだ。

 

私の短期リフレッシュは「諦めるな」、「できる」、「いける」、「何かあるはず」、「これがベスト?」というような言葉を実際に呟くことである。大きな声でもいいし、人に聞こえないくらいの小さな声でもよい。何度か試してみたが、私の場合、口を動かして声を出さなくても同様の効果がある。

これがうまくハマれば、瀬戸際で恐ろしいほどの効果を発揮する。最初から使ってもあまり効果がないのだが、自分の我慢の堤防が決壊しそうになったと感じたときに使い始めると、なぜか体が熱くなり、大量の汗が出る。

最初は焦りからくる冷汗かと思っていたのだが、そうではないようで、思考は恐ろしいくらいに冷静で前向きである。「ゾーン」という言葉があるが、その状態に近いものだと思う。
実際に合格した試験ではうまく「ゾーン」に入ることができた。試験が終わった時、Candidateの中で一人だけ、額に汗を浮かべていた。周りからは「落ちた」と思われていたかもしれない。私は「おそらくいけた」と思っていた。

 

リフレッシュをうまく使うことで、自分の実力を最大限に発揮し、可能な限り生産性を高めることができるようになる。
自分のリフレッシュ方法をしっかりと把握しておけば、「どつぼ」に嵌る率を可能な限り下げることができる。
CCIE試験をきっかけにリフレッシュ方法を把握しておけば、今後の人生においても必ず役に立つスキルになるだろう。

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