【CCIE Lab受験メモ4】学習方法の確立

学習方法について唯一の真実は、正しい方法が存在しないということである。

どんな方法で学習を進めたとしても、合格すればその進め方が正しい進め方であるし、それが他人と全く違ったとしても、正解である。

オンライン上で、精神論者や哲学者のようなことを言うCCIE Candidateの発言を目にする機会が少なからずあったが、CCIE試験は精神修行でも哲学の道でもない。

ワークブックが邪道などといった偏見や、真のCCIEなどというのは、Ciscoが決めることであって一個人が決めることではない。

Ciscoがワークブックを邪道と判断するのであれば、Ciscoが訴訟を起こして白黒をつければいいことであって、一般人が関与する問題ではない。

仮に身近な人物CCIE認定者で、その人物がワークブックを否定したとしても、聞く耳を持つべきではない。その人物が受験料からワークブックの費用、日々の生活費に至るまで世話をしてくれるというのであれば別だが、おそらくそのようなスポンサーは存在しない。

こちらの人生になんの責任も持たない赤の他人の言うとおりにしたところで、合否の判定をCiscoが行うという事実は変わらないし、絶対に合格は保証されない。大体身近なCCIE認定者がワークブックを使わなかったという証拠がない。

学習に際してやってはいけないことは存在しない。自分に合う方法がわからないと感じれば、自分に合う方法を見つけるまで色々と試してみるしか方法はない。

オンライン上で素晴らしいと思えるワークブックを発見したら、実際にそれで学習をしてみるまで、本当に素晴らしいかどうかはわからない。

私の場合は徹底的に情報を集めることからスタートしたことにより、大きく時間をロスしたが、その反面、手元には大量のワークブックが集まっていた。

いかにして楽に合格するか、いかにして勉強時間を短くするか、そういう情報を探すことに多大な時間をかけたことは事実である。

しかし、最終的には地道に勉強する選択肢しか残っていなかった。つまり、手元に集まったワークブックを片っ端から解くことだけしかできることはなくなっていた。

情報収集の無駄な時間をワークブックに充てていたら、合格までの日数は半年は短縮できたであろう。

もともと飽き性であるため、気分を変える方法についても徹底的に考えた。

モバイル用のPCにGNS3をインストールし、スターバックスなどで数時間の学習を行えるように工夫を行った。PCを持たない日はトポロジを考えるためのノートを持ち歩いた。学習方法に正解がないということに気づいてからは、随分と気分が楽になった。合格の最短ルートを探すことをやめ、地道にひとつずつ、完璧にできることを増やすことにした。

そのメンタルポジションをとるようになってから、他人の学習方法が気にならなくなり、CCIEに関する情報収集を行うことがなくなった。つまり、このメンタルポジションで学習に挑むことが、私にとっての最良の学習方法であったということである。

万人に合う学習方法はないが、自分に合うものは必ずある。

合格するためにどんな方法で学習してもいいし、自分に合っているかどうかを決めるのは自分であって他人ではない。

学習方法に悩んでいる方にとって、学習方法に正解がない、ということに気づくことは、迷いから抜け出すヒントになるかもしれない。

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