目標設定は遠め?近め?

実際は2回目の通読ですが、改めて堀江さんのゼロを通読しました。

堀江さんは知らない人の方が少ないくらいの超有名経営者ですが、私は彼の言葉は端的でシンプルで、かつ澱みがないので非常に好きです。

私もどちらかというと、端的にシンプルに課題のみにフォーカスした言葉を発するので、その辺りが非常に共感を覚えるところだと思います。

前回読んだ羽生さんの決断力や今回のゼロに通ずるところとして面白いと思ったのは、目標の設定の仕方です。羽生さんや堀江さんは目標を限りなく近いところ、見えやすいところに設定し、全力でその日その日を乗り越えていくということを仰っています。

一方で、ナポレオンヒル博士など人に目標設定をさせることを生業としている人たちは、三年後、五年後を明確に設定しなさいという言い方をしています。もちろん五年後から逆算して近い目標をたてるという意味では前者と違いがないのですが、羽生さんや堀江さんは遠い未来のことなんて考えても仕方がないと言っています。

私もどちらかというと、遠い未来の目標に向けてがんばろう!というタイプではなく、今の一瞬一瞬を全力で突破していく方が性に合っています。しかし、ある程度三年後、五年後のイメージがなければどこに向かうかがブレブレになってしまうので、こういう世界になればいいなあ、という「自分」がどうなるというより「世界」がどうなるという、身の程知らずの目標は設定してあります。

たまに、目標設定の仕方がよくわからない、という相談を受けることがあります。ご自身は、自分に目標がないから設定できないのだと思っていらっしゃることが多いようです。

私は、その方に目標がないのではなく、目標を設定し慣れていないだけだと思います。目標設定は自分に合ったやり方がぼんやりとつかめてくると、だいたいこの位置に目標を置けばいいのだなとわかってくることがあります。それもある程度場数というか、様々な物事に対して目標をおいた経験が合った方が、あたりがつけやすくなります。

社会人にとって、目標設定の練習になるのは資格試験です。仕事によっては、ある程度ブレイクダウンした状態でタスクが落ちてくる場合があるので、うまく目標設定につながらない場合があると思います。しかし、資格試験の場合は、合格するかどうかもわからない試験に対して、ある程度自分でマイルストーンを打って進めていかなければならないので、遠くの目標と近くの目標設定の繰り返しを練習することができます。

IT関連に従事する方であれば、情報処理技術者試験が目標設定の練習に適していると思います。この試験は毎秋、毎春に行われることが決定しており、科目も決まっているため、達成したい遠くの目標は既に決まっています。

あとはその遠くの目標に対して、いかに毎日の進め方の目標を設定するかで、合否に大きく影響があります。受験料はわずか5000円程度ですし、達成できれば大きな自信と経験につながります。

資格を前面に押し出して商売をすることはお勧めできないですが、資格をとったという事実を自分の自信にかえて、商売をするのは非常に有効だと思います。

こうやって目標設定を日常に取り込んでいくと、自分なりの目標設定がつかめてきて、さらにうまくなっていくのだと思います。

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